サラリーマンをしながら間借りカレー屋を始めた話

こんにちは!シャチョーです。

今回は、私たちの初めてのカレー屋営業「間借りカレー」のお話をしたいと思います。

最近、間借り営業がメキメキ増えてますよね!

大阪ではカレー屋はもちろん、コーヒー屋さんなんかも間借り営業をしているところがあるそうです。

 

私たちも、今現在は自分たちのお店を構えていますが、始まりは間借り営業からでした。

間借り営業を始めたきっかけ

 

うちの店主、カワイさん(主人)はカレーを作るのが大好きで

サラリーマンの頃は、毎週末の休みは必ず家でカレーを作っていました。

 

沢山カレーを作るので、自分たちでは食べきれず、社内の同僚や部下にカレーを配ってたんですね。

(私とカワイさんは同じ職場だったのですが、カワイさんがカレーを配った日はみんなお昼ご飯にそのカレーを食べるので、休憩スペースがとてつもないカレー臭でしたw)

 

カワイさんの作るカレーはとても好評で、「カレー屋さんやりなよ!」とかよく言われてたんですが

飲食業界で働いたこともないし、そんな簡単にカレー屋さんになんてなれないよなぁ〜みたいな感じだったんです。

 

しかしある時カワイさんはついに「間借り営業」の存在を知ることになります。

何やら居酒屋なんかの営業時間外の間を使わせてもらって自分のお店ができるらしい・・・

 

そこでカワイさんは尊敬する先輩のお店「無国籍料理Aggi」に狙いをつけます。

年末の繁忙期に毎週、Aggiへ皿洗いのバイトに行き、さりげなく自分の作ったカレーをAggiの店主に食べてもらう。

ダメ出しをもらってまた改良したものを持っていき、皿を洗う。

 

そうして反応が良くなった頃、間借り営業をさせてほしいと頼んでみたところ

Aggiの店主も快諾してくれたのでついに間借り営業をスタートすることになりました!

 

 

間借り営業のデメリット

 

ただ、Aggiは平日はランチからディナーまで営業をしているので間借り営業ができるのは土日のランチタイムのみ。

そうなるとサラリーマンを辞めるわけにはいかず

平日は会社へ行き、土曜のランチタイムだけ間借り営業をすることになります。

 

結果的にこの「曜日限定間借り営業」スタイルは今となってはよかったなと思っています。

曜日や時間に限りがあると、その時間を狙って来てくれるお客様がとても多かったので、軌道に乗ってからは営業毎の売上のブレがほとんどなかったです。

 

でも当時はすごく過酷でした。

平日は会社へ行き、帰って来てから毎日少しずつ仕込みをするので

残業なんかで遅くなった日は結構地獄でした。

間に合わず徹夜で仕込みをしたこともあります( ; ; )

 

さらに仕込んだものを家から間借り先まで運ぶのもかなり大変でした!

私たちは車を持っていなかったので、毎週仕込んだカレーや副菜をショッピングカートに詰めて電車と徒歩で持っていくんですが重いのなんの・・・

 

間借り営業を始めた最初の頃はまったく売れなかったので、余ったカレーをまた持って帰るんですがこれが一番辛かったです。(気持ち的にも)

 

とまぁ、間借り営業のデメリットとしては、間借り先によっては店で仕込めないケースもあるので、家での仕込みや運搬が大変だったり、仕込める数に限界があったり、思い通りの日時に営業できない(間借り先の事情で営業できないことも当たり前にある)事などがありますが、メリットの方がはるかに多いと私たちは感じていました。

 

間借り営業をすることのメリット

 

間借り営業って、いわば練習、予行演習みたいなもんです。

 

特に私たちは飲食経験がなかったので、仕込みのやり方や盛り付け、配膳方法から宣伝のやり方など、もう何から何まで勉強できました。

間借り営業をやらずにお店を構えていたら相当パニックだったと思いますw

 

でも、私たちのような週1回の間借り営業だと1つ1つゆっくり時間をかけて考えたり反省したりできますし、お店には飲食経験豊富な師匠(間借り先の店主)がいてくれるので、困ったところはサポートしてもらいながら着実に成長することができました。

 

間借り営業をしながら、本当に自分のお店を持ちたいのかというところもじっくり考えることができたと思います。

やっぱりやってみないとわからないこともありますからね。

 

そして何より開店資金がまったくない私達でもお店を始めることができたというのも大きなメリットです。

間借り先によってお店を借りる条件(時間とかお金とか)は違いますが

飲食店を間借りするなら設備や備品もほぼ揃った状態で始めることができるので初期費用はほとんどかかりません。

 

なので、やりたい!と思ったら割とすぐに始められるのは間借り営業の強みだと思います。

 

ただしあくまでも人様のお店をお借りするので、良い間借り先をしっかり選んで相手方との信頼関係をしっかり築いていくのが大事です。

 

うちの間借り先は本当に良い方ばかりで、間借りを始めるときも辞めるときも常に背中を押してくれた、とても頼れる存在です。

ずっとおんぶに抱っこ状態ですごく迷惑をかけましたがいつも優しくサポートしてくださったので安心して間借り営業をやり抜くことができました。

無国籍料理Aggiのおかげで今があると言っても過言ではありません。

 

始めたいことがあって、そんな素敵な間借り先に出会えたら、ぜひ間借り営業にチャレンジしてみてもらいたいです。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました\( ˆoˆ )/